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密室の惨劇⁉︎ 恐怖のイースターバニー!

イースター休暇の少し前、とある友人のご主人が会社からイースターのチョコレートを
貰った。

イースターバニーを象った、少し大きめのものだった。

時節柄、欧米ではよく出回るタイプのものではあるが
そもそもチョコレートをそれほど食べる方でもないのに
なぜ受け取ってきたのだろうと妻は思った。

どなたかお子さんがいらっしゃる方に差し上げれば良かったのに。

日本人である彼女に、それほどイースターバニーに思い入れは無かった。
しかもそこそこの大きさのチョコレートだ。
チョコレートとは言えども賞味期限はあるだろうし
それまでに食べきれると思えるほど、彼女もチョコレートが好きなわけではなかった。

かくしてイースターバニーはダイニングテーブルの上に鎮座したまま
どうするあてもないままイースター休暇になり
彼女たちは以前から予定していた通り
数日間の旅行に出かけたのだ。

旅行から戻り
キッチンに入ると
彼女は小さな不安にかられた。

(何かが違う…)

そう、出かける前のダイニングの光景が今とは違っていた。
でも、すぐには何かわからなかった。

いや、でも家にはきちんと鍵がかかっていた。
まさか窓がどこか開いていた?
いや、しまっている…。

じゃぁ誰かが合鍵を持って部屋に入った?

そんなはずはない。

落ち着こう、一体、何が違っている?何をおかしいと思った?

…テーブルの…上の…
しっかり安定して置かれていたはずの
イースターバニーのチョコレートが倒れていた。

そんな…

彼女はテーブルのイースターバニーに駆け寄った。

そこで目にした光景に思わず

ヒィィィィィ と小さな悲鳴をあげた。

イースターバニーは




未開封の袋の中で見るも無残な形状に変化していたのだった。

イースター休暇の後半は珍しく天気がよく
陽当たりの良いリビングでは、テーブルまで暖かい陽が差し込んだようだった。

テーブルに差した暖かい熱はじわじわと足下を溶かし
滑るように倒れ落ちた左半身を舐めるように上がっていったのだ

時間をかけゆっくりと…。

その時の彼の恐怖は、残された右半分のその表情に
はっきりと刻まれていた。



怖いって、だから、


オランダのチョコレートは溶けにくい方だと思うけれども
こういうチョコレートは別のようです。
みなさんもお気を付け下さいね♬

ね♬って言われてもだけど。



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