広島の小さな映画館。

母がお気に入りの映画館がありまして
場所は広島市内で、町名を聞いても「なんだか聞き覚えはあるけどどこだかはわからん」という感じだったのですが
いざ、行ってみたら通ってた専門学校(資格取得のための)があった場所だった。

その専門学校は今はもうなくて、そのうえ出身高校まで廃校の憂き目にあっているらしいのだが
そうすると私の最終学歴はどんどん下がっていくんじゃないかと(証明できずに)
冗談ですが考えたりもしたりして。

というのは、シンガポールで日本人の奥様に「どちらのご出身なの?」と聞かれて地名を答えたら
出身地じゃなくて出身校を聞かれていたと後で気付いたという
嘘のような本当の話がありましてね。

追記しますと、それで自分の出身校を答えたら
なんと私ではなくて旦那の卒業大学を聞かれていたというオチまでありましてね。
駐在妻の都市伝説のようですが本当の話です。

シンガポール駐在妻の都市伝説は他にもあるんですけどね

…話がそれましたが。

当時はそこに映画館があったのは知ってたんですが
行ったことは無かったんです。

今ではその建物自体がかなりなレトロ感を醸し出してるんですが。

入り口からチケット売り場(受付窓口)に向かう階段はこんな感じ。
1301hiroshima (2)


受付の窓口はこんな感じ

1301hiroshima (3)

開場を待つ間の待合室はこんな感じ

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あ、愛アムールのポスターがあるじゃあーりませんか。
この映画館、目の付け所が違うよね~。(撮影当時1月)

映画チラシ置き場はこんな感じ
1301hiroshima (1)

古い映画のポスター(リバイバル用でポスターは新しいんだけど)とかありまして
なんかいい感じでしたわ。
映画好きなのよ~とアピールされてる感じです。

さてさて
映画館の中ですが

1301hiroshima (6)

びっくりまさかの高低差なし。
でも、首が痛くなるというほど画面が高いわけでもなく
前の椅子と距離もあるので人の頭で画面が見えないということもなく
一人用椅子より広めの一人用ソファサイズでテーブル付。
ゆったりできます。
飲み物食べ物持込み可
ワインとおつまみを持って来るご夫婦もいるそうです。

それはそれでなかなか。

こちらで見た映画は
「声をかくす人」 と 「ウォリスとエドワード」

古い映画館だから2本立てって訳じゃなくて
午前と午後と2回見に来たのです。
家から車で1時間くらいの場所なので
せっかくだからと母はいつも2本は見て帰るそうです。

古い映画ならDVDになってるだろうからDVDで見ればいいんじゃない?
と言うご意見もあると思いますが

映画館は古いですけど、映画がすべて古いというわけではなくて
一般的な上映期間はもう終わってしまっているけれども
見逃したな~と思った頃に上映していたり
いや、これは日本じゃDVDにはならないかもしれないし
なってもレンタルやさんには置いてないんじゃないかなぁ
というタイプの映画、つまり、マニアックな人しか見なさそうな映画(アダルトとかホラーではなくて)や
やっぱりこれは映画館で観たいよな~なリバイバル作品をやっているのであります。

「声をかくす人」というのは
ざっくり言うと南北戦争後のアメリカで、最初に絞首刑になった女性の裁判を中心にしたお話でした。
リンカーンを暗殺した犯人たちが泊まっていた宿屋のおかみさんが、犯人たちに協力、暗殺に加担したという罪で捕えられ、裁判にかけられるのです。その裁判で女性の弁護を担当する軍人男性の目線で物語が進むのですが
史実に基づく物語ですので、彼女が絞首刑になるのはわかりきっている事ではあっても
最初は「弁護に値しない」と思っていた主人公が次第に「なんとかならないのか」という気持になり、いわゆる「真実よりも建前」と「法の下の平等」みたいなものに翻弄されちゃうものがたりであります。

母は「私、裁判ものって好きなの」ということで見に行った本作でしたが
当時の裁判はまだ何も整っていない、しかも弁護士初体験、がやる、どこかたどたどしい、しかも、彼女はそこに罰されるために最初から添えられている、人であるため
裁判自体が何かを読み明かすというか、そこにそれほどの劇的さはなくて
ただ淡々と消化試合的な(本人は頑張ってても)流れの裁判シーンが長かったので

見事に寝ていたのをわたしは知っています。

私は見ましたけどね。ちゃんとね。
そこが、シニア料金と一般料金の心構えの違いですわよ。
ええ、もったいないもん。
(レディースデーに見た映画は寝てもいいとかそういう話でもないんですけどね)

「ウォリスとエドワード」は
マッダァンナ(マドンナ)が制作した映画ということで話題だったようですが
やはりそりゃもうあなた、オサレでしたわよ。
ただ淡々と史実を映画に書き起こすというものではなくて
現在の人物の人生とを織り交ぜることによって
歴史的事実としての流れは知っているけれども
こういう私生活だったのかどうかは怪しいところよね
と訝しむ部分を、その主人公の女性の「妄想」で組み立てていたので
疲れないで見ることができました。

このエドワードがお兄さんの方で、このせいで弟の方が「英国王のスピーチ」(これも映画ね)をやらなあかん事態になったのだな、ということは理解できました。

歴史の勉強ね!


それ以外に普通の映画館で観たのは
レ・ミゼラブルと
ブルースウィリスのルーパーズと…

それから和田さんと一緒に観たエヴァンゲリオン。

最近は
ライフ・オブ・パイ と 脳男 です。

感想?聞きたいですか?本当に?
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COMMENT 2

blayboy  2013, 03. 06 [Wed] 01:27

No title

mayaちさん、こんにちは

>あるじゃあーりませんか。

久しぶりに聞きました。(笑)

いい感じで昭和が残っている映画館ですね。
行きたいけど時間があるかな。

前にTVで見た沖縄の映画館もいい感じでした。
銀座シネパトスが閉館すると東京は全滅?

地方で映画を観るのもいいかもね。
星のインド映画館もぜひ行きたい。

BTW, 駐妻の都市伝説ってとっても気になります。
そろそろ時効ですよね。
是非是非よろしくお願いいたします。

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mayaち  2013, 03. 06 [Wed] 11:00

blayboyさん。

コメントありがとうございます。
映画館は、路面電車でいうとタカノ橋という停留所の正面の
鷹之橋商店街の中にあるサロンシネマという映画館です。
http://www.saloncinema-cinetwin.jp/theater/saloncinema.html

都市伝説ですか…日本離れたら解禁にしようかな。(笑

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